山本あけみ(立憲民主党)
●質問1○児童館の廃止・削減方針について
③どちらともいえない
(意見)設問では単純な「児童館廃止・削減」と捉えていると考え、3を選択しました。
杉並区区立施設再編の必要性、これまでの児童館運営の問題点課題点などを改善するための再編の一部と捉え、区の大きな方針には賛成をしています。しかしながら区の目の届いていない部分があると思います。
今までの良さが再編によって失われる事を危惧し、是非区民の方からは具体的なご要望をいただき区政へ提言して行きたいと考えています。
●質問2○保育園の民営化について
①区の方針を支持する
(意見)民設園の指導監督するための一定程度の中核園を区直営として残しながらの民営化に賛成をしています。
全ての区立保育園を直営とする事は財政運営上難しく、また民営化=悪辣な保育園であるとは考えていません。民営化によって足りない部分があるとすれば、それを補う意味で中核園をしっかりと運営していく必要があると考えます。
●質問3○区立施設の利用料について
③どちらともいえない
(意見)現在は利用者が混在しており、利用料金が一律になって行くのは区政にとってマイナスであると考えています。
高齢者の介護予防や障害者の社会参加、子どもの健全育成や社会人教育など、区民生活の全体の利益に資する活動と、私的な趣味の教室運営、また利益団体などの利用もある状態です。登録制で市民団体に関しては利用料金の軽減を図り、利益団体は利用料金を上げるか使用不可といった明確なルールを決め、2段階制の使用料設定が望ましいと考えています。この実施は段階を追って求めて行こうと考えていますが、何をもって公益性とするかという意識合わせからの調整が必要であるため簡単では無いと考えます。
愛知県岡崎市を良いモデルとして調査研究をしています。個人的には障害者の社会参加を促進していく為に、利用しやすい環境を整えて行きたいと考えています。インクルーシブな社会を構築していく為に、きめ細かな区政への反映が必要であると考えています。
●質問4○田中区政の評価について
③どちらともいえない
(意見)評価できる部分と、出来かねる部分があります。
現職区長ですので、税金の使い方からルール決め、区役所の人材活用や、区民ひとり一人の暮らしの安全を守るといった広範囲にわたり責務を負っています。評価できる部分もあり、改善を求めて行く部分もあると考えます。
今後の一番の課題は、区立施設再編整備計画の一部である学校の跡地活用や、震災後を想定した事前復興など、区民の中でも総論賛成各論反対、利害が拮抗して行く課題を、どう区民の意見を聞きながら取りまとめていくか、大変なかじ取りが必要となります。
立憲民主党杉並区議団では、それらの具体的な解決策の一つとして「住民協議会」の実施を区に求めています。昨年、政策シンクタンク 構想日本のご協力のもと、会派主催で試行を行い、大変有意義な方法であることを実感し、より強く提言へとつなげていますが、現在のところ区政へ位置づけて行こうという機運が無い事が残念です。
●質問5○憲法9条改憲について
②改憲に反対
(意見)必要性を感じられない。安倍政権を信頼していない。