奥山たえこ（無所属）
●質問１○児童館の廃止・削減方針について
②支持しない
（意見）こどもたちがのびのびと過ごす場所が必要です。杉並区の施設再編整備計画での代替施設では、それは満たせないと考えています。
●質問２○保育園の民営化について
②区の方針は支持しない
（意見）保育園の民営化は絶対反対とは言えません。保育時間帯など多様な保育ニーズに応えるには、公務労働では限界があるからです。しかしそのことと、保育従事者の労働環境の劣悪さはまったく別問題です。その解決策は、指定管理者制度を導入しない、委託先に、（営利企業である）株式会社等を対象にしない。民間委託の際の仕様書では、保育の質の確保、保育従事者の給与水準の確保（人件費比率の基準を示す）を応募条件にすることなどで可能です。
●質問３○区立施設の利用料について
②高額すぎる
（意見）具体的な数値は挙げませんが、高すぎる使用料金額は、区民の利用を阻害しています。現職時代、おり残念です。公共施設の目的は、何よりも区民の活動を如何に活発化するかにあるのであって、その政策目標を区は、はき違えています。
●質問４○田中区政の評価について
③どちらともいえない
（意見）評価できる点：前の区長である山田宏氏の残滓をかなり払拭したことくらいしか、見当たりませんが。○「つくる会」教科書の採択を変換したこと（仕組み的には、区長が選ぶのではないですが）。教育への介入をしないことを明言していること。○減税自治体構想の廃止・貯蓄一辺倒方針の転換。○保育施設を増やしたこと。ただし土地取得の方法が強引でした。代替案はあったのです。
評価できない点：○杉並区政をどのようにしたいのか、そのグランドデザインが見えない（無い？）。○杉並区のそれなりに豊かな財政を、現在・将来の課題に備えるビジョンが見えない。それがないので、施設再編をおカネではかる愚を犯している。○職員数削減を進めていること。○区民の個人情報保護の観点が希薄であること（随分早くに、住民票をコンビニで取れるように転換した）。○区民の声を聞くといいながら、実際にはそうでないこと（残念ながら、議会もその役割を果たしていない）。
●質問５○憲法９条改憲について
②改憲に反対
（意見）選択肢の「改憲」＝「安倍政権の９条改正」＝自衛隊を憲法に明記すると捉えて回答します。いまの世界情勢を認識した時に、国民（外国籍住民含む）を軍事的危険状態に曝すものであり、絶対に反対です。